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金井壽宏「働くひとのためのキャリアデザイン」(PHP新書)
キャリアデザインなるものに興味を持って手にとってみた本がこちら。



書かれていることは至極ごもっともなのだが、当たり前のことばかりであまり新たな発見はなかった。
本書で繰り返し唱えているのが、「節目」のみキャリアをデザインし、あとはドリフトする(流れに身を任せる)のがよい、という考え方である。そして、その「節目」では他者とのつながりの中で、相互依存により、自分のキャリアが作られていくのだという。
さらに人生の「節目」を発達段階に応じて捉え、特に新入社員として入社するタイミングとミドルに差しかかったタイミングでのキャリアの考え方や課題について詳しく論じられている。

発達段階に応じたキャリアの捉え方を書いた後半部分が面白い。ミドル以降は、老いていくのみだとマイナスイメージを抱きがちだが、「いくつになっても一皮むけるキャリア」を考え、その年齢に応じた発達課題に取り組んでいく、という考え方は、人はいくつになってもその時々で求められているものがあるのだと前向きな気持ちにさせられる。

ただ、最も気になる“いつを「節目」と定めるか”についてや、その「節目」の際にどうキャリアをデザインするかという部分が不明瞭なので消化不良の感がある。本書はハウツー本ではなく、どちらかというと学術よりであり、理論的かつ理想的なことが書かれているので、実践的なアドバイスはあまりない。
そういったことを知りたい場合は、より実践的な本を探してみる必要がありそうだ。


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