妊婦と読書 ― ことばは、今も。
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群ようこ「ぎっちょんちょん」
バツイチ、子持ち、アラフォー、それでもエリコは芸者を目指す―!!
何かを始めるのに遅すぎるということはない。これだと思った方向に突っ走れ!と、前向きにさせられる小説。

ぎっちょんちょん (新潮文庫)ぎっちょんちょん (新潮文庫)
(2013/04/27)
群 ようこ

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主人公のエリコはウェディングプランナー。新社会人として働き始めたばかりの時に、ケンジと出会い、スピード婚を果たすも、夫婦関係はすぐさま破綻の一途をたどり、やがて離婚。娘と二人で再スタートを切ったエリコは、たまたま耳にした小唄に強く心惹かれる。三味線を習い出したエリコはその魅力に取りつかれていくうちに、芸者として身を立てることを夢見るようになっていく。

夫への猜疑心にさいなまれ、反抗期でゲームばかりしている娘にイライラしてばかりのエリコが、三味線という生きがいを見つけてキラキラと輝きだす姿がまぶしい。後半は話がうまく進みすぎるようにも感じるが、夢中になれるものがあるということは、人をこんなにも輝かせるのだと気づかされる。

今まで全く知らなかった三味線・小唄の世界(演奏の仕方、しきたりなど)を知ることができるのも、この小説の魅力だろう。

そして、何より脇役のおばあちゃんが格好いい。洋裁屋として、女手一つで子を育て、ひ孫まで育て、ひ孫に自分のことを「ミエコちゃん」と呼ばせるおばあちゃん。パワフルで前向きでさばさばしていて、どんな時もエリコを励まし、味方になってくれる(そもそもエリコが小唄に夢中になるきっかけをつくったのも、このおばあちゃんなのだ)。エリコの姿も力強いが、何よりこのおばあちゃんに憧れてしまった。

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